2006-07-16 ■ 「喜劇 女は度胸」(森崎東監督) 「マタドール」(ペドロアルモドバル監督) 死とエロスに囚われた2人の宿命の恋の話を、なんでこんなに脱線して語るのか。サービス精神だろうか。詰め込みすぎだが面白い。 闘牛で突き刺されて搬送される自分の、録画したニュース映像を見ながら欲情する場面。 「(秘)湯のまち 夜のひとで」(渡辺護監督) 傑作と思う。後半のピンク映画の撮影、それに関わった人間の運命が狂っていく終盤、素晴らしかった。冒頭もとても好き。ヒロインの大月麗子のキャラクターがとてもいい。