2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

893愚連隊(中島貞夫監督)、ラピュタ阿佐ヶ谷。 戦後の闇屋稼業の後、長い間牢獄にいた天地茂の、米を盗もう、という台詞。

ドメニコ、カシン、モレーノのライブ、素晴らしかった。

「氾濫」(増村保造監督) 男を惑わせられない若尾文子の映画はあまり見たくない。 「女咲かせます」(森崎東監督) 皆いきいきしている。

当たり前だが、どこから、何を間違えているのか、自分自身で検証しなければいけない。。

死にかけた、または死んだはずの人間が、もう一度死ぬまでの話がいつも気にかかる。

ケリーリンクが読みたくて『どこにもない国』(柴田元幸編訳)を買う。とりあえずケリーリンクの「ザ・ホルトラク」だけ読む。 ■ ナショナルフィルムセンターで『雨のしのび逢い』(ピーターブルック)。 物足りない。

『女の小箱より 夫が見た』(増村保造) 田宮次郎が運転する車の後部座席に若尾文子が乗っていて、田宮次郎がカーステ入れると偶然ベートーベンが流れ、田宮がベートーベンの音楽の情熱性を誉める、その時、うつむいていた若尾文子が初めて顔を上げる、その…

『眠狂四郎 人肌蜘蛛』(安田公義) ■ 人と人が名づけられない何かによって関係する、つながっていく、または離れていくことを考えていて、「情念引力」という言葉に行き当たる。フーリエの言葉。 「引力は運命に比例する」らしい。 □ 「眠狂四郎〜」でも、…

チェコ美しかった。

『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(森崎東)。 墓から泉谷しげるが出てくる場面から脱出、猟銃で撃たれるまでの夢のような展開。 女に母親のような役割を願いつつ、それによって救われたりはしないというのが「ニワトリはハダシだ」同様…

『ニワトリはハダシだ』(森崎東監督) 原田芳雄がベンツの上で眠っている所から突然倍賞美津子に愛の告白をし、島まで泳ぎつくと息子らが踊っていて、倍賞美津子と和解するまでのほとんど幻想のような場面。 兄妹心中の歌から誕生日パーティ、ケーキを顔に…

上映最終日は満席になった。 上映が終わって、ようやく一つめどがついた気がする。

一日寝ていた。目が覚めたのは夕方で、『小間使いの日記』(ブニュエル)見てから渋谷に出る。 ■ 上映3日目。今日も4割程度。明日で上映終わり。

上映2日目。今日も4割程度の入り。手伝いに来てくれる方々に感謝。

ユーロスペースでのレイトショー上映。初日は4割程度の入り。あと3日。

20060605

『帰郷−小川紳介と過ごした日々』(大澤未来/岡本和樹)、ユーロスペース もっと撮り続けて頂いて、もっと長く、深めたバージョンで見たい。あの時は村中皆酔っぱらっていたんじゃないか、という話が良かった。最後の民謡もよかった。 ■ 『底無』(小嶋健作…

しばらく会ってなかった友人宅でお好み焼き頂く。 2人とも元気そうでなにより。

20060603

『哀しみのトリスターナ』(ブニュエル)。簡素だが、目に焼き付くいくつもの場面、出来事の起こり方とそれに対するカメラの距離。物語と演出とカメラの関係。 ドヌーブの変貌ぶり。義父と恋仲になる成り行きや若い恋人との出会い方。義父に禁じられた散歩を…

20060602

明日から、通っている映画学校の昨年の卒業制作作品が渋谷ユーロスペースでレイトショー公開される。 自分が携わったものは6日から9日まで。 ■ 昼顔(ブニュエル)、新文芸座。 ひどくされた時のドヌーブの愉悦の表情、足、妾館を出て頼りなく歩く後ろ姿。…

20060601

プラド美術館展に行った後、シネマアートン下北沢で『アフリカの光』を再見。 良かったのは「皇妃マルガリータ」(マーソ)、「アモールと音楽にくつろぐヴィーナス」「サロメ」(ティツィアーノ)、「美徳と悪徳のあいだの若者」(ヴェロネーゼ)、「廃墟の…