居候している。
居候先はの姉の家。
割といいマンションに住んでいるが、姉は働いている様子もなく優雅に暮らしている。
そのマンションは姉が愛人から与えられたものである。

ほとんど記憶のない女/リディア・ディビス(白水社
一応短編集なのだが、短編といえないような短いプロット、箴言のようなもの、元々翻訳家である作家自身のエッセイのようなものまで含まれていて、創作ノートをそのまま見ているような、とても魅力的な短編集。カフカのノートのような。