スライストーンが fresh で突き詰めたファンクを現代で推し進めたのが JAY DEE や QTip や D'angero や missy elliot だと思っている。その点でスライのカバーアルバムの多くの曲はただのナツメロ大会か、むしろ後退しているように思われる。それでもやっぱりかっこよくて聞いてしまうのだが。それでいいじゃないか、と言われると、やはり違和感が残る。D'angero と Chack D の sing a simple song のかっこよさだけで、すべて許せる気もしてしまうのだが。 Sly and the family stone へのトリビュート盤であって、Sly Stone へのトリビュート盤ではないということで。
マービンゲイのトリビュート marvin is 60 では感じなかったアンビバレントな感覚。

講談社の新しい雑誌RATIO、読み始めたばかりだが、面白いです。

打ち合わせが終わって、バイクで皇居脇を走っていたら、ズボンに何かに引っかかって、無理矢理外したらフューエルコックが取れて、ガソリンがどばどば流れ出した。道ばたにバイク置いて帰る。まだガソリン臭い。

予告された殺人の記録」(ガルシア・マルケス)、10年ぶり位に読み返す。どこまでが事実でどこからが創作なのかわからない。リアリズムと幻想の混淆。雑誌記事のような文章。カポーティの「冷血」が人物や状況の描写に淫していくのと対照的。