備忘。神奈川県立近代美術館葉山でパウラ・モーダーゾーン=ベッカー展。3月末まで。

オールスタッフミーティング。水曜日から撮影。天気心配。

「死者のひとりひとりがささやかな財産、つまりその記憶を遺し、それを大切にするよう求めている。・・・かれらはいま我々とともに生きており、我々はいま自分たちをかれらの身内、かれらの友人と感じている。こうして、家族が、生者たちと死者たちの共有する都が創られる」
(「想像の共同体/ベネディクト・アンダーソン」に引用されたミシュレの文章)

死者と離れていることの不安。死者達(祖先)にしかるべき敬意を払い損ねているという意識/無意識での気がかり。死の不安、我々が死者を敬わなければ、我々もまた死んだ後、忘れ去られるだろう、という不安。予言者、占い師、新興宗教の多くがそこをついてくる。